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Apple、セキュリティ更新を実施 ~macOS Sequoia、Safari、visionOSにもアップデート
「CVE-2025-24201」を修正。特定の標的を狙った攻撃への対策を強化
2025年3月12日 11:03
米Appleは3月11日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 18.3.2」「iPadOS 18.3.2」のほかにも、多くの製品が対象となっている。
- Safari 18.3.1(macOS Ventura/macOS Sonoma)
- iOS 18.3.2 and iPadOS 18.3.2
- macOS Sequoia 15.3.2
- visionOS 2.3.2
- tvOS 18.3.1(CVE番号が割り当てられた脆弱性はなし)
「tvOS」を除き、修正内容はすべて「CVE-2025-24201」への対処だ。放置すると、「WebKit」でサンドボックスの迂回に悪用される可能性がある。
なお、この問題は「iOS 17.2」でブロックされた攻撃に対する補足的な修正であるという。「iOS 17.2」より前のバージョンのiOSで特定の標的を狙った極めて巧妙な攻撃に悪用された可能性があるとの報告が寄せられているとのことで、できるだけ早い対応が望ましい。