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「Windows 11 バージョン 24H2」への更新を妨げる問題、1件解決 ~残りは5件

e-Learning環境「Safe Exam Browser」(SEB)の互換性問題が解決

同社のアナウンス

 米Microsoftは5月9日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 24H2」を適用すると「Safe Exam Browser」を開けなくなる問題が解決されたと発表した。適用されていたセーフガード措置も解除されている。

 この問題は、「Windows 11 バージョン 24H2」へアップグレードした環境でe-Learning環境「Safe Exam Browser」(SEB)が開かないことがあるというもの。v3.7およびそれ以前のバージョンを使用しているデバイスに影響し、当該バージョンには「バージョン 24H2」の提供・配信を一時中止するセーフガード措置が取られていた。

 同社によると、この問題は「SEB」をv3.8およびそれ以降では発生しない。「バージョン 24H2」へアップグレードする前に「SEB」を更新すると、通常48時間以内にセーフガードが解除され、「バージョン 24H2」を受信できるようになるはずだ。もしセーフガードが解除されない場合は、開発元へ連絡し、解決策をチェックしてほしいとしている。

 なお、執筆時現在、まだセーフガードが適用されている問題は以下の5件だ。