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「Windows 11 バージョン 24H2」の展開が最終段階に、一般のPCには自動で適用
OS再起動のタイミングはユーザー側で選べる
2025年5月7日 10:20
米Microsoftは5月2日(現地時間)、「Windows 11 2024 Update」(バージョン 24H2)の段階的な配布が最終段階を迎えたと発表した。IT部門によって管理されていないデバイスには「Windows 11 バージョン 24H2」へのアップグレードが自動的に適用される。アップグレード処理の完了にはOSの再起動が必要だが、そのタイミングはユーザー側でコントロール可能だ。
ただし、「バージョン 24H2」へのアップグレードで既知の問題が確認されている場合、セーフガード措置により、アップグレードが行えない場合がある。執筆時現在、セーフガードの対象となっている問題は、以下の7件だ。
- 壁紙カスタマイズアプリが正常に動作しない(軽減済み)
- デジタルサウンド改善技術「Dirac Audio」(cridspapo.dll)を搭載した一部のデバイスで音声が出力されない
- 中国のSenseShield Technology社の暗号化ドライバー「sprotect.sys」を利用するデバイスが応答を停止する
- 「Windows 11 バージョン 24H2」でカメラを利用すると一部アプリが応答不能に
- 「Safe Exam Browser」が開かない
- 「Easy Anti-Cheat」を利用する一部デバイスがブルースクリーンで停止する
- 「Intel Smart Sound Technology」ドライバーとの互換性問題