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「Java 8」を正式サポートした統合開発環境「Eclipse 4.4 Luna」が公開

支援ツールもラムダ式をはじめとする「Java 8」の新機能に対応

「Eclipse」v4.4

 加Eclipse Foundation, Inc.は25日(現地時間)、統合開発環境「Eclipse」の新しい年次リリース「Eclipse 4.4」(コードネーム:Luna)を公開した。現在、“Eclipse.org”から無償でダウンロードできる。

 「Eclipse」は、Javaで開発されたオープンソースの統合開発環境。プラグインで機能を拡張することが可能で、組み込みデバイス向けのソフトからWeb開発に至るまでの幅広い用途に利用されている。

 今回公開された「Eclipse 4.4 Luna」は9回目の年次一斉リリースで、76のオープンソースプロジェクトから成る。GUIツールキット「GTK+ 3」の完全サポートや「Java 8」の正式サポートなどが最大の目玉で、コードフォーマッターやクイックフィックスなどのコーディング支援ツールもラムダ式をはじめとする「Java 8」の新機能に対応。匿名クラスからラムダ式への変換や、ラムダ式本文のブロック式への変換といった機能が利用できるようになっている。

ソフトウェア情報

「Eclipse」
【著作権者】
Eclipse contributors and others
【対応OS】
(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.4(14/06/25)

(柳 英俊)