ニュース
秒まで表示できるタスクバーカレンダーの時計が復活 ~Windows 10のRPビルドが更新
リッチカレンダーがさらに便利に
2025年5月16日 15:29
米Microsoftは5月15日(現地時間)、「Windows 10 バージョン 22H2」Build 19045.5912(KB5058481)をRelease Previewチャネルで公開した。今後の正式リリースに向け、OSの新機能や改善がテストされている。
本ビルドにおけるハイライトは、タスクトレイの時計部分をクリックすると現れるパネル 「カレンダー フライアウト」 (Calendar flyout)の改善だ。Windows 10ではカレンダー フライアウトに祝日や行事にちなんだイラスト付きのヘッダーや天気予報などを追加したリッチカレンダーがロールアウト中だが、この天気予報ボタンに説明テキストが追加される。フライアウト(パネル)下部に表示される今後のイベントも、向こう30日間へ拡大された。
それに加え、編集部では確認できなかったが、秒まで表示できる時計ビューがカレンダー フライアウトに再導入されるとのこと。以前のWindows 10でサポートされていたにもかかわらず、リッチカレンダーの展開とともに利用不能となっていたが、復活を望む声が多く寄せられていた。
そのほかにも、以下の改善が盛り込まれている。
- GDI/GDI+
►文字コードGB18030-2022の一部文字がレンダリングされない
►文字コードGB18030の一部文字がより広くレンダリングされる。サンプルの段落が正しくレンダリングされない - モバイルオペレータープロファイル
►COSA(Country and Operator Settings Asset)プロファイルを更新 - WinSaS
►セカンダリアカウントが承認されず、サーバー負荷の増加につながる問題を改善。欧州経済地域市場におけるWindowsアカウント同期の同意システムに影響