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日本語表示も考慮されたコーディング向けのフォント「Source Han Code JP」が公開

「Source Code Pro」と「Source Han Sans JP」を組み合わせる

「Source Han Code JP」v1.002

 日本語のテキスト表示も考慮されたコーディング向けのフォント「Source Han Code JP(源ノ角ゴシック Code JP)」が、4日(日本時間)に公開された。“Adobe Source”シリーズの派生フォントとして公開されており、現在“Adobe Fonts”の“GitHub”ページから無償でダウンロード可能。

 「Source Han Code JP」は、Adobe社がオープンソースで開発した「Source Code Pro」と「Source Han Sans JP(源ノ角ゴシック JP)」を組み合わせたフォント。Adobeの日本語フォント開発チームに所属する服部正貴氏が、欧文フォントである「Source Code Pro」と日本語フォントである「Source Han Sans JP」をそのまま組み合わせて利用するとエディターで適切に表示されないことに不満を感じて個人的に始めたオープンソースプロジェクトで、両者が調和するようにサイズやウェイトなどを調整してある。

 アルファベットや数字、記号などの文字は、もともとコーディング用途のために開発された「Source Code Pro」をベースとしており、ディスプレイで判別しやすいデザインになっている。それでいて日本語でコメントが付けられたプログラミング言語のソースコードや、日本語サイトのマークアップなども読みやすい。

ソフトウェア情報

「Source Han Code JP」
【著作権者】
服部 正貴 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.002(15/06/04)

(樽井 秀人)