ニュース
インストールCDやISOからインストールUSBメモリを作れる「WinToFlash」が正式版に
編集部で「Windows 10 Insider Preview」のインストーラー起動を確認
(2015/7/13 05:05)
WindowsのインストールCDやISOイメージからインストールUSBメモリを作成可能なソフト「WinToFlash」の初の正式版となるv1.0.0000が4日に公開された。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/10に対応し、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
本ソフトは長らくベータ版として公開されていたが、今回正式版となった。Windows XP/2003/Vista/2008/7/8のイメージを元にOSインストール用のUSBメモリを作成でき、光学ドライブを持たないノートPCやタブレットなどへWindowsのインストールを行う際などに便利。
編集部にて「Windows 10 Insider Preview」のISOイメージを元にインストール用のUSBメモリを作成したところ、USBメモリから「Windows 10 Insider Preview」のインストーラーを起動できることを確認した。
本ソフトは家庭または教育機関にて非商用目的で利用する場合に無償で基本的な機能を利用可能な“Lite Edition”のほか、広告が非表示となる5.77米ドルの“Home Edition”、ディスクチェック機能などを備える29.95米ドルの“Professional Edition”、商用利用が可能な100米ドルの“Business Edition”が提供されている。
なお10日17:00現在、本ソフトのWebインストーラー版をダウンロードすると、「Google Chrome」や複数のマルウェア対策ソフトがブロックすることを編集部で確認した。ZIP形式で配布されているポータブル版は問題なくダウンロードできるため、こちらをダウンロードすることをおすすめする。ポータブル版を窓の杜ライブラリで使用している3本のマルウェア対策ソフトでスキャンしても問題は発見されなかった。
また、本ソフトはポータブル版でも初回起動時にセットアップウィザードが起動する。ウィザードで“Free License”を選択した際、[Additional parameters]画面で[Quick Setup]ラジオボタンを選択すると、バンドルソフトがインストールされた。[Custom Setup]ラジオボタンを選択してから[Setup WinToFlash Suggestor]チェックボックスをOFFにすれば、バンドルソフトのインストールを回避可能。
ソフトウェア情報
- 「WinToFlash Lite Edition」
- 【著作権者】
- Novicorp
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(家庭または教育機関にて非商用目的で利用する場合に限る。Home Editionは5.77米ドル、Professional Editionは29.95米ドル、Business Editionは100米ドル)
- 【バージョン】
- 1.0.0000(15/07/04)