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定番の無料メールソフト「Thunderbird」に脆弱性 ~修正版のv139.0.2が公開

HTMLメールを開くだけでPDFファイルを保存される恐れ

「Thunderbird」v139.0.2

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v139.0.2が、6月10日にリリースされた。本バージョンは、1件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 修正されたのは、HTMLメールを開くと添付ファイルの自動保存が無効になっている場合でも、無断でPDFファイルをダウンロードされる問題(CVE-2025-5986)。深刻度は同社の基準で4段階中2番目に高いhighとされている。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできる。Windows版はWindows 10以降で利用でき、窓の杜ライブラリからも入手可能だ。