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Windows 11のメディアが新しく、多数の同梱アプリが大幅に更新

OSセットアップ後の更新を削減、セキュリティも向上、Windows Server 2025も

同社のアナウンス

 米Microsoftは7月16日(現地時間)、「Windows 11」と「Windows Server 2025」の最新メディアをリリースしたと発表した。OS同梱アプリ(インボックスアプリ)が大幅に更新されているという。ISOイメージ、仮想ハードディスク(VHD)、Azure Marketplaceのいずれも更新されている。

 Windowsにはさまざまな標準アプリがプリインストールされているが、それらは基本的に当該OSがリリースされた当時のRTM(Release-to-Manufacturing)バージョンに固定されている。つまり、バージョンが古いため、利用する前に「Microsoft Store」を介して最新版へアップデートする必要があった。

 しかし、2025年6月以降にリフレッシュされたメディアを利用してOSをセットアップすれば、新しいバージョンのインボックスアプリがシステムにインストールされるようになっているとのこと。既知の脆弱性が修正済みの安全で、ユーザビリティも改善されたバージョンが、アップデートを待つことなくすぐに利用できる。

 ちなみに、「Windows 11 バージョン 24H2」のインストール後にアップデートが必要だったインボックスの「Microsoft Store」アプリは以下の通り。今回のメディア更新により、従来より新しいバージョンのアプリがすぐに利用可能になる。

 また、「Windows Server 2025」のメディアには2つのアップデートされたアプリが含まれている。

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