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作業に行き詰ったら「助けてCopilot」、デスクトップをCopilotに見せておしゃべりできる「Copilot Vision on Windows」が強化
まずは「Windows Insider Program」でテスト
2025年7月17日 10:38
米Microsoftは7月15日(現地時間)、「Microsoft Store」でWindows版「Microsoft Copilot」アプリのアップデートを開始したと発表した(バージョン 1.25071.125以降)。「Copilot Vision on Windows」で機能強化が行われており、まずは「Windows Insider Program」の参加者に展開・テストされる。
本バージョンでは、デスクトップの内容を視覚的に「Copilot」と共有できるようになった。「Copilot」は共有されたデスクトップ(Webブラウザーやアプリのウィンドウも含む)に表示されている内容を認識し、それをもとにユーザーとリアルタイムで(声で)会話できる。
この機能を利用すれば、たとえばデスクトップで行っている作業が行き詰ったときに助けを求めたり、作成中の履歴書を改善するヒントを得たり、新しいアプリの操作方法を教えてもらったりといったことが可能。タスクバーの中央上部に表示される「Copilot」バーでメガネアイコンをクリックすれば、簡単に共有を開始できる。終了もこのアイコンで可能だ。
さらに、音声会話中にも「Copilot Vision」を有効化できるようになった。「Copilot」と話している間に前述のメガネアイコンをクリックすれば、「Copilot」と画面が視覚共有され、それを会話のコンテキストに加えることが可能だ。
この機能は「Windows Vision」が有効になっている市場(現時点では米国のみのようだ)で、すべてのInsiderチャネルに展開されるとのこと。