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Microsoft、Windows 10最後のプレビューパッチ「KB5066198」を公開

来月のパッチチューズデーをもってサービスは終了、利用継続にはESUの登録を

Microsoft、「KB5066198」を公開

 米Microsoftは9月25日(現地時間)、「Windows 10 バージョン 22H2」の2025年9月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5066198」をリリースした。

  • Windows 11 バージョン 24H2:(未リリース)
  • Windows 10 バージョン 22H2:KB506579023日リリース済み)
  • Windows 10 バージョン 22H2:KB5066198(今回リリース)

 「KB5066198」(Windows 10 バージョン 22H2)におけるハイライトは、以下の通り。

  • Windowsの更新プログラムをインストールするコンポーネント「サービシング スタック」の品質が改善
  • OS内部における雑多なセキュリティ改善

 「KB5066198」は、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない(オプション提供) 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。

 なお、Windows 10は米国時間10月14日にサービス終了を迎えるため、これが最後のプレビューパッチとなる。「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)に加入すればサービスを1年間無償で延長できるが、これで配信されるのは米国時間第2火曜日(パッチチューズデー)のセキュリティパッチのみで、月末配信のプレビューパッチは提供されない。