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Microsoft、とうとう「WINS」を廃止 ~「Windows Server 2025」が最後のサポートOS

2034年11月までに後継・代替サービスへ移行を

同社のアナウンス

 米Microsoftは11月21日(現地時間)、「WINS」を廃止すると発表した。「Windows Server 2025」が最後のサポートOSとなる。

 「WINS」(Windows Internet Name Service)は、「NetBIOS」名(コンピューター名)とIPアドレスのマッピングを管理するためのデータベースサービス。古いWindowsネットワークで用いられていた名前解決方式だが、DNSを用いた仕組みが普及していることもあり、「Windows Server 2022」から非推奨となっていた。

 「Windows Server 2025」の次のバージョンでは、「WINS」に関連するコンポーネントがすべて削除され、利用できなくなる。まだ「WINS」を利用している場合は、「Windows Server 2025」のサポートが終了する2034年11月までに後継・代替サービスへ移行する必要がある。