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「Copilot ページ」に過去のバージョンを閲覧・復元できる機能が追加

チャットAIをまじえて情報を整理できる「Microsoft 365 Copilot」のキャンバスアプリ

「Copilot ページ」で過去のバージョンを閲覧・復元できるように

 米Microsoftは12月4日(日本時間)、「Copilot ページ」で過去のバージョンを閲覧・復元できるようになったと発表した。誤って編集したり、共同作業でミスがあってもデータを失う心配なく、以前の状態へ簡単に戻せるようになる。

 「Copilot ページ」(Copilot Pages)は、「Microsoft 365 Copilot」で利用できるキャンバスアプリ。チャットAIをまじえたコラボレーションのために設計されており、会話の内容をドキュメントにまとめたり、チャットAIとブレインストーミングしながらアイデアを練ったりできる。作成した「Copilot ページ」は「Microsoft Loop」ドキュメントのように他の「Microsoft 365」アプリに埋め込んで利用することも可能で、ビジネスコラボレーションにも使える。

チャットAIをまじえて情報を整理できるキャンバスアプリ
会話の内容を「Copilot ページ」へ
さまざまなデータタイプ、書式、コンテンツを埋め込むことが可能

 「Copilot ページ」を前のバージョンへ戻すには、右上の矢印アイコンを利用する(ウィンドウサイズによっては[…]メニューに折りたたまれている場合があるので注意)。アイコンをクリックすると「Copilot ページ」にひとつ前のバージョンの内容が表示されるはずだ。

 いつの状態なのかは、矢印アイコン左側に示される。「Copilot ページ」の下に表示されるダイアログで[復元バージョン]ボタンを押すと、「Copilot ページ」の内容が表示されているバージョンになる。もちろん、元のバージョンに戻すことも可能だ。

[復元バージョン]ボタンを押すと、「Copilot ページ」の内容が表示されているバージョンのものになる

 この機能はWindows、Mac、Web(m365.cloud.microsoft)の「Microsoft 365 Copilot」アプリで順次展開中だ。