ニュース

「Microsoft 365 Copilot」の既定モデルが「GPT-5」に、3つの推論モードを搭載

グローバルで開始、12月8日までに完了

「Microsoft 365 Copilot」の既定モデルが「GPT-5」に、3つの推論モードを搭載

 米Microsoftは12月4日(現地時間、以下同)、「Microsoft 365 Copilot」の既定モデルが「GPT-5」になったと発表した。推論と応答に要する時間を調整するモデルセレクターも利用できるようになる。

 モデルセレクターで利用できる推論モードは、以下の3つ。

  • Auto(自動):「Copilot」が推論時間を自動で決定
  • Quick response(クイック応答):「Copilot」が即座に回答する。チャット向け
  • Think deeper:より良い回答を得るため、「Copilot」がより長く思考する

 デフォルトモードは「Auto」で、必要に応じて「Quick response」「Think deeper」へ切り替えられる。切り替えたモードは記憶され、新しいチャットでも保持される。

これまであった[GPT-5 をオン]のスイッチはなくなるようだ

 なお、この変更は12月4日より展開がグローバルで開始され、12月8日までに完了する見込み。すべてのテナントで既定有効となっており、IT管理者側での設定変更は不要だ。