NEWS(10/01/29 15:29)
「Google 日本語入力」でカタカナ英語から英語への変換や郵便番号変換が可能に
テンキー入力時の動作設定もできるほか、変換精度や安定性も向上
Google Inc.は29日、Web上のデータをもとに変換辞書を自動生成する日本語入力システム「Google 日本語入力」のv0.9.248.0 ベータを公開した。最新版の主な変更点は、平仮名で入力したカタカナ英語を英語のアルファベットの綴りへ変換できるようになったこと。たとえば、“ぐーぐる”と入力すると変換候補に“Google”が現れたり、“あどみにすとれーたー”と入力した際は“Administrator”が変換候補に現れる。
また、郵便番号を入力した際に対応する住所を変換候補に表示することも可能になった。たとえば、“102-0075”と入力すると“東京都千代田区三番町”が変換候補に現れる。
さらに、テンキーから数字などを入力した際の動作を設定できるようになった。テンキー入力時の動作はプロパティ画面の[一般]タブで設定でき、プルダウンメニューから“入力モードに従う”“全角”“半角”“直接入力”から選択可能。“直接入力”を選択した場合は、確定された状態で半角の数字などが入力される仕組み。
そのほか、変換精度や安定性が向上しているという。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7およびVista/7の64bit版などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.248.0 ベータ(10/01/29)