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「カシミール3D」でさまざまな地図を表示できる「タイルマッププラグイン」

複数の地図を重ねて半透明で表示可能

「タイルマッププラグイン」v0.1.0

 “Tile Map Service(TMS)”を使って提供されている地図を山岳展望解析ソフト「カシミール3D」で表示できるプラグイン「タイルマッププラグイン」v0.1.0が、21日に公開された。Windows Vista/7上の「カシミール3D」v9.0.0以降に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロード可能。なお、「タイルマッププラグイン」に対応した「カシミール3D」v9.0.0も同日公開されている。

 「タイルマッププラグイン」は、インターネット上で地図にアクセスするための規格“Tile Map Service”を使って提供されているさまざまな地図を、「カシミール3D」上に表示できるプラグイン。プリセットとして、明治10年代に作成された“東京図測量原図”や地名だけの地図“地名WMS”、国土地理院の電子国土で提供されている空中写真など15種類の地図を表示でき、自分で地図を登録することも可能。

 また、複数の地図を重ねて半透明で表示でき、透明度をスライドバーで調整できる。古地図と現代の地図や航空写真を重ねて眺めるといった楽しみ方が可能。また、地図画像の明るさやコントラスト、ガンマ値を調整したり、グレイスケールに変換する機能も備える。

複数の地図を重ねて半透明で表示
地図画像の明るさなどを調整したり、グレイスケールに変換可能

ソフトウェア情報

「タイルマッププラグイン」
【著作権者】
SUGIMOTO Tomohiko 氏
【対応OS】
Windows Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.1.0(12/12/21)

(長谷川 正太郎)