Lavasoft、スパイウェア・マルウェア対策ソフト「Ad-Aware 10.5」を公開

「Ad-Aware Free Antivirus+」v10.5.0.4339

　スウェーデンのLavasoft Limitedは18日（現地時間）、マルウェア対策ソフト“Ad-Aware”シリーズの最新版「Ad-Aware 10.5」を公開した。今回のアップデートには、検知エンジンのパフォーマンスや互換性の向上、Webブラウザー保護機能の改善などが盛り込まれている。

　「Ad-Aware」はスパイウェアの駆除機能を中心に、ウイルス対策機能などのセキュリティ機能を追加したソフト。“Free Antivirus+”“Personal Security”“Pro Security”という3つのエディションが用意されており、最下位版「Ad-Aware Free Antivirus+」はユーザー登録を行うことで、30日間の試用期間後も利用を継続することが可能。ウイルス対策とスパイウェア対策、リアルタイムプロテクション、ゲームモードといった基本機能が無償で利用できるため人気が高い。

インストール時にメインのウイルス対策ソフトとして利用するか、ほかのウイルス対策ソフトの補助として利用するかを選択できる

　また、メインとなるほかのウイルス対策ソフトと共存させて、その“補助”ソフトとして活用できるのも「Ad-Aware」シリーズの大きな特長のうちのひとつ。

　インストール時にメインのウイルス対策ソフトとして利用するか、ほかのウイルス対策ソフトの補助として利用するかを選択できる仕組みになっており、後者を選択した場合は、ほかのウイルス対策ソフトと競合する機能が無効化された状態でセットアップされる。

　「Ad-Aware」をメインとなるウイルス対策ソフトの診断結果に対する“セカンドオピニオン”として役立てられる興味深い機能だ。