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「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の定例セキュリティアップデートが公開
「Adobe Reader 9」「Adobe Acrobat 9」は6月26日でサポート終了
(2013/5/15 15:16)
米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のセキュリティアップデートを実施した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできるほか、アプリケーションに搭載されている自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。
今回のバージョンアップは、四半期ごとに実施されている定例のセキュリティアップデート。同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-15)によると、今回のアップデートではプラグインのクラッシュとシステムの乗っ取りにつながる恐れのある27件の脆弱性が修正されていると言う。
これらの脆弱性の深刻度は、同社基準で4段階中最高の“Critical”。とくにWindows版の「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」v9で更新プログラムの適用優先度が“1”と判定されており、一刻も早いアップデートが推奨されている。それ以外の製品の適用優先度は“2”で、それぞれの製品バージョンは以下の通りとなっている。
- 「Adobe Reader」v9.5.5(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Reader X」v10.1.7(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Reader XI」v11.0.03(Windows/Mac OS X/Linux)
- 「Adobe Acrobat」v9.5.5(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Acrobat X」v10.1.7(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Acrobat XI」v11.0.03(Windows/Mac OS X)
なお、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の製品サポートは一般提供の開始から5年と定められており、6月26日にはv9のサポートが終了する。まだv9を利用しているユーザーは早期のアップデートを検討してほしい。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader XI」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8/XP x64/Server 2003 x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.03(13/05/14)