レビュー
狙ったWindows 11アプリのウィンドウを角丸から四角に戻す「SQUARING CORNER」
選択して、ホットキーを押すだけ。コマンドラインでも利用可能
2023年10月23日 15:22
「Windows 11」ではアプリウィンドウの角が丸くなっており、チャーミングで親しみやすい印象を与える。しかし、アプリによってはそれでは不都合なこともある。たとえばメディアプレイヤーでビデオを再生する際、これまでの四角いウィンドウに慣れていると、四隅が丸く切り取られてしまうのはどうも気になる――といったユーザーは少なくないのではないだろうか。
そんなときに便利なのが、丸くなったウィンドウの隅を四角に戻すアプリ「SQUARING CORNER」だ。プログラミング言語「Hot Soup Processor(HSP) 3.7」で開発されており、「HSPプログラムコンテスト 2023」の出品作品となっている。
同種のアプリとしては「Corner Sharpness」がすでにあるが、これはシステム全体でウィンドウを四角くにする。全部四角くしたいときは「Corner Sharpness」、目的のウィンドウだけをピンポイントで四角くしたいときは「SQUARING CORNER」と使い分けるとよいだろう。
「SQUARING CORNER」はタスクトレイ常駐型のアプリとなっており、OSのスタートアップに登録することも可能。「squaring_corner.exe」を起動した状態でターゲットとなるウィンドウを選択し、ホットキー(システム全体で使えるショートカットキー)[Ctrl]+[Shift]+[F12]キーを押すというのが基本的な使い方となる。
ちなみに、ショートカットキーはタスクトレイアイコンの右クリックメニューから変更が可能。そのほかにも、ウィンドウのコーナーを四角ではなく「小さい角丸」にするオプションも用意されている。
なお、管理者権限で動作しているウィンドウのコーナーを変更するには、本アプリを管理者権限で起動しておく必要がある点には注意したい。
そのほかにも、本ソフトはコマンドラインからも利用可能。以下のオプションが用意されており、ウィンドウの角丸化を自動化できる。
- /point:指定した位置のウィンドウのコーナーを変更する
- /nomsg:ウィンドウのコーナーを変更するときにメッセージを表示しない
書庫ファイルにはこれらのオプションを利用したバッチファイルも含まれている。
ソフトウェア情報
- 「SQUARING CORNER」
- 【著作権者】
- ゆっくりXP 氏
- 【対応OS】
- Windows 11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0