レビュー

USBカメラを使って時空をゆがめた写真を撮影「MOVE and SHOT 動いて撮るカメラ」

超高速で動いたり、分身やワープをしているようにみえる写真を撮影できる

「MOVE and SHOT 動いて撮るカメラ」v1.00

 「MOVE and SHOT 動いて撮るカメラ」は、USBカメラに写った映像に時間を使ったエフェクトなどをかけて写真を撮影できるソフト。Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 起動するとUSBカメラの映像の右下に4つのボタンが縦並びで表示される。上から2番目のボタンがエフェクト切り替えボタンとなっており、展開される12個のボタンでエフェクトを変更可能。また、もっとも下のボタンで表示されている映像をBMP画像として保存でき、下から2番目のボタンでタイマー撮影をする際の撮影までの時間を5秒と10秒から切り替えられる。なお、撮影したBMP画像にはボタンなどは表示されない。

 利用できるエフェクトを利用して撮影した写真を以下に掲載する。

“EF-a”通常の映像
“EF-b”動いているものが細かく横方向にかすれ、超高速で動いているように見える
“EF-c”動いているものが粒状にぼやけ、細かい霧でできているように見える
“EF-d”画面右半分が左半分に鏡のように写る
“EF-e”“EF-d”と同じだが、左半分は一瞬前の映像が表示される
“EF-f”画面が縦に4分割され、右から左にかけて徐々に古い映像が表示される
“EF-g”動いているのの過去の映像が半透明で表示され、分身しているように見える
“EF-h”“EF-g”よりも細かく過去の映像が表示され、動きの軌跡が見える
“EF-i”動いているもの輪郭が青い光の残像となって表示される
“EF-j”動いているものが短冊状に切断されたように見える
“EF-k”動いているものが波状に歪み、ワープしているように見える
“EF-l”映像が静止し、上からゆっくりと降りてくる赤い線の部分だけに現在の映像が焼き付けられていく

お詫びと訂正:記事初出時、映像をJPEG画像として保存できると記述しておりましたが、保存できるのはBMP画像でした。お詫びして訂正いたします。

ソフトウェア情報

「MOVE and SHOT 動いて撮るカメラ」
【著作権者】
ryotaLED 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00(13/02/24)

(長谷川 正太郎)