初月100円!オススメGame Pass作品

「正義」を貫き通すRPG「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」

PC用 Xbox Game Passでは希少な国産アクションRPG

 超大作からインディーまで、100本以上の多彩なPCゲームが月額850円で遊び放題になるサービス「PC 用 Xbox Game Pass」。本連載ではその中から、おすすめのゲームをご紹介する。本サービスは初月のみ88%OFFの100円で利用できるので、気軽にお試しいただきたい。なお対応タイトルは入れ替えがあり、後日提供終了となるものもあるので注意。現時点でのタイトル一覧はこちら

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「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」のタイトル画面
「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」のタイトル画面

 本日紹介する「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」は、バンダイナムコエンターテインメントが展開するRPG「テイルズ オブ」シリーズの作品。2008年にXbox 360向け、翌年にはプレイステーション 3向けに発売された「テイルズ オブ ヴェスペリア」をブラッシュアップし、2019年に発売されたもの。同社の公式発表として、本作のジャンルは“「正義」を貫き通すRPG”とされている。

 「テイルズ オブ」シリーズと言えば、漫画家の藤島康介氏がキャラクターデザインを担当していることでも知られる。本作でも藤島氏が担当しており、2Dのアニメーションシーンはもちろん、3Dで描かれたキャラクター達も藤島氏らしい可愛げのあるビジュアルで生き生きと動く。

一目見れば藤島康介氏のデザインとわかる2Dアニメーション
一目見れば藤島康介氏のデザインとわかる2Dアニメーション
3Dになっても藤島氏のテイストが色濃く出ている
3Dになっても藤島氏のテイストが色濃く出ている

 ゲームはオーソドックスなRPGで、主人公の青年ユーリが様々な人と出会いながら冒険の旅をするというもの。3Dで描かれた街やダンジョンを歩き、現れる敵と戦いながら物語を進めていく。

 フィールドで敵と接触すると戦闘となる。戦闘シーンはシリーズの伝統となるサイドビューのアクションゲーム形式で、奥行きのあるフィールドを動き回りながら、通常攻撃と多彩なスキルで敵を倒す。

 ボタンとアナログスティックの方向の組み合わせでスキルを使い分けるようになっており、うまく操作すれば攻撃が連続ヒットするコンボも狙える。ただ敵も複数いて後ろから攻撃されたり、強力なスキルを放ってくることもあり、ガード操作や位置取りなども重要になる。RPGながらアクション性もかなり高い。

サイドビューの戦闘シーン
サイドビューの戦闘シーン
複数の敵に囲まれることもあり、アクションゲームとしても本格的
複数の敵に囲まれることもあり、アクションゲームとしても本格的
ストーリーの節目には強力なスキルを使う敵も現れる
ストーリーの節目には強力なスキルを使う敵も現れる

 元々がコンシューマ機向けのゲームなので、アナログスティックを搭載したゲームパッドで遊ぶのがいい。またアクションゲームに不慣れな人は、ゲーム開始時に難易度を下げられるほか、AIによる自動操作に任せることも可能。レベル上げの際に操作をAI任せにするといった使い方もできる。

 リマスター版となる本作では、解像度やフレームレートが向上。さらに原版ではダウンロードコンテンツとして提供されていたものがあらかじめ収録されているほか、日本語以外の言語も選択できるようになっている。

 元々は10年以上前のゲームとはいえ、解像度やフレームレートの向上に加え、元のビジュアルの質の良さもあり、今遊んでも古臭さを感じさせない。また過去のシリーズを知らなくてもゲームプレイやストーリー展開には問題ない。「PC 用 Xbox Game Pass」では数少ない日本製RPG作品の1つなので、あまり難しく考えずに遊んでみていただきたい。

解像度が向上したことで、今見ても美しい映像で楽しめる
解像度が向上したことで、今見ても美しい映像で楽しめる
様々なキャラクターと出会い、物語が進んでいく
様々なキャラクターと出会い、物語が進んでいく
イベントシーンでのカメラワークもかなり凝っていて見ごたえがある
イベントシーンでのカメラワークもかなり凝っていて見ごたえがある
装備品やスキルをどう組み合わせていくか考えるのも本作の面白さだ
装備品やスキルをどう組み合わせていくか考えるのも本作の面白さだ

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