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50万本販売のヒット作!自由に遊べる日本製サンドボックス「Craftopia / クラフトピア」

ハック&スラッシュ、牧場作り、建築、モンスター集めなどなど、自由な遊びを実現

「Craftopia / クラフトピア」のタイトル画面
「Craftopia / クラフトピア」のタイトル画面

 今回紹介する「Craftopia / クラフトピア」は、ポケットペアという日本メーカーの作品。2020年9月よりSteamで公開され、現在も開発中の早期アクセスタイトルながら、公開からおよそ4カ月で50万本を販売したヒット作である。

 本作の紹介をしていきたいのだが、困ったことに本作のジャンルを正確に言い表すのはとても難しい。基本的には3Dサンドボックスゲームなのだが、バトルにせよ生産にせよ、とにかくやれることが多いのが特徴だ。

 ゲームを始めると、プレイヤーキャラクターがとある島に現れる。最初は何も持っていないが、島にある木や石などを叩くと素材を採集できる。次に素材を使ってクラフト。石を使って石のつるはしをクラフトすれば、素手では採集できなかった銅鉱石を掘れるようになる。

素手でその辺りにある素材を集める
素手でその辺りにある素材を集める
集めた素材で道具を作成
集めた素材で道具を作成
素手では取れない素材も新しい道具があれば大丈夫
素手では取れない素材も新しい道具があれば大丈夫

 後はこの繰り返しで、素材を集めて様々なものをクラフトする。武器や服、採集道具のほかにも、建物の壁や床、クラフトのバリエーションが増える作業台、食べ物を調理できる焚き火、作ったアイテムを販売してお金を入手できる市場など、多彩なものを作り出せる。

不要なアイテムを換金できる市場までクラフトしてしまう
不要なアイテムを換金できる市場までクラフトしてしまう

 その中にある時代の祭壇というアイテムを作ると、世界が石器時代から農耕の時代へと進化する。クラフトで作れるものが増えて遊びの幅が広がる。さらに転移の祭壇というアイテムを作って設置すると、別のマップへ移動できるようになる。

 マップは最初は1つだけしかないが、転移の祭壇のメニューを開くと、お金とアイテムを消費して購入できる。購入したマップには転移の祭壇から自由に移動できる。最初のマップにはなかった素材が手に入ったり、より強力な敵が現れたりする。

時代を進化させると、新たなアイテムがクラフト可能になる
時代を進化させると、新たなアイテムがクラフト可能になる
転移の祭壇から他のマップを購入して移動できる
転移の祭壇から他のマップを購入して移動できる

 ここまではサンドボックス的な話ばかりだったが、本作には敵も出てくる。フィールドには動物やモンスターがおり、近づくと襲い掛かってくる敵もいる。武器はクラフトで剣や弓などを作成できるほか、レベルが上がると戦闘や魔法のスキルも入手できる。

 本作にはキャラクターレベルが存在する。一定の経験値を得ればレベルアップするのだが、経験値は戦闘だけでなく、採集や生産でも手に入る。レベルが上がるとスキルポイントを獲得でき、先述の戦闘や魔法のスキルが選べるほか、生産や採集に関わるスキルも選べる。つまり戦闘をすることなくレベルを上げ、クラフトだけを楽しむという遊び方もあるわけだ。

 戦闘に関しては、マップのどこかにダンジョンが用意されている。ダンジョンでは強力なボスモンスターが現れ、倒すと武器などを落とすことがある。またダンジョンの最奥には宝箱があり、こちらも貴重なアイテムを入手できることがある。ダンジョンは繰り返し挑戦できるので、ボスに繰り返し挑戦して、より強力な武器をドロップするまで挑むというのも可能だ。

 ほかにもフィールド上に宝箱が落ちていることもある。新しいマップに行けば敵も強くなり、今までになかったアイテムも入手できる。それらを使ってさらに強い装備品や、新しいアイテムを作り出していく。

レベルが上がれば様々なスキルを選んで会得できる
レベルが上がれば様々なスキルを選んで会得できる
ダンジョンではボスモンスターとの戦闘もある
ダンジョンではボスモンスターとの戦闘もある
宝箱から強力な装備品が手に入ることも
宝箱から強力な装備品が手に入ることも

 本作の説明をすると、どうしても話があちこちに散ってしまい、なかなか理解が追いつかないと思う。戦闘もできるし生産もできる、好きな遊び方でレベルも上がるというゲームだ。生産を全くやらずに戦闘だけで楽しむというのは少々難しいと思うが、戦闘寄り、生産寄り、といったプレイスタイルの違いは許容される。

 さらに本作はマルチプレイにも対応している。他のプレイヤーと一緒に遊べば、みんなで協力してダンジョン探索してもいいし、冒険担当と生産担当に分かれて遊んでもいい。レベルアップで得られるスキルポイントは有限なので、マルチプレイでどのスキルを取るか相談して進めていくのも面白そうだ。

 これらの内容をもって、本作をサンドボックスと呼んでもいいが、ハック&スラッシュ的な遊び方も可能だし、MOタイプのRPGやオープンワールドと見てもいい。遊び方を定めず何でもありへと向かっていくのは、開発の物量やバランス調整が相当大変そうだが、開発中と言いながらも破綻することなく様々な遊びが実現されている。特にサンドボックス系の新しいゲームを試してみたい人には、本作は新鮮に映ることだろう。

 なお本作はゲーム開始前に難易度の設定が可能。またクラフトや建築などを自由に試せるクリエイティブモードも選択できる。

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