初月100円!オススメGame Pass作品
「ドラクエ11」がPCで遊べる! 発売4周年を迎えた国民的RPGのフルバージョン
東京五輪で話題の音楽にはオーケストラ音源を新たに収録
2021年7月30日 10:00
7月23日に開幕した東京五輪の開会式で、選手の入場行進で日本の著名なゲームの音楽が使われたことが話題になった。筆者もテレビで生放送を見ていて、いきなり「ドラゴンクエスト」のファンファーレがオーケストラで鳴った瞬間は度肝を抜かれた。
この流れで「久々に『ドラクエ』がやりたくなったな」という方に、「PC 用 Xbox Game Pass」の対応タイトルとして用意されている「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」をご紹介しよう。本作はスクウェア・エニックスが2017年7月29日に発売した「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」に、新たなストーリーやオーケストラ音源(以前はシンセサイザー音源)などを追加した内容となっている。
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本作の主人公は、とある村で暮らす16歳の青年。自分が勇者の生まれ変わりであることを育ての母から知らされ、勇者の使命を知るために、大国の王に会うようにと言われる。そこから勇者としての旅が始まるかと思いきや、接見した王によって捕らえられてしまう。勇者であるがゆえに「悪魔の子」と呼ばれ、お尋ね者となる過酷な旅が展開される。
ゲームとしては「ドラクエ」の伝統どおり、勇者とその仲間たちの旅のドラマが描かれるRPGとなる。コマンド制のバトルも健在で、過去のシリーズのプレイ経験がある人なら特に悩むことなく遊べる。
ファミコンやスーパーファミコンの頃に遊んでいた方にとっては、映像が3D化したことが最も大きな違いと感じるだろう。フィールドや街など、あらゆる場所が3Dグラフィックスで描かれ、登場するキャラクター達も生き生きとした動きを見せてくれる。
とはいえ、3Dフィールドでの操作は若干の慣れが必要だし、「やっぱり『ドラクエ』は2Dのほうがいいな」と思う人もいるだろう。本作は3Dだけでなく2Dのドット絵でも遊べるようになっている。セーブポイントとなる教会で2Dと3Dの切り替えが可能だ。変わるのは見た目だけで、ストーリーやシステムに大きな影響は与えない。
システム面では、スキルポイントを消費して好みのスキルを獲得できる「スキルパネル」や、パーティメンバーと同時に強力な攻撃を仕掛ける「れんけい技」といった機能も用意されている。さらに買い物禁止や敵の強化などゲームプレイの難度を上げる「しばりプレイ」機能もあり、本作を一度クリアした後で、さらに難しい状態にして再挑戦するのも面白い。
発売から丸4年が経過した現在も、本作は「ドラゴンクエスト」のナンバリングタイトルとしては最新作となるが、今年5月には「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」も発表されている。本作をプレイしていない人にはこの機会に遊んでみていただきたい。また、無印のPlayStation 4版やニンテンドー3DS版をプレイ済みで「S」は未プレイという方には、新ストーリーも追加されているので2Dと3Dでまだ遊んでいない方を本作で試すのもおすすめだ。
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