高橋忍のにゃんともWindows
ココだけは押さえておきたいWindows 10のアプリ操作
2020年1月24日 06:45
年も開け、これから年度末に向けてちょっと忙しくなりそうです。しっかりと休みを取りながら仲間と一緒に頑張りましょう。
さて、Windows 10の抑えどころ、結びはアプリを操作するための組み込み機能の数々です。
画面のコピーと録画
以前は「Snipping Tool」として提供されていたものですが、「切り取り&スケッチ」としてOSの機能として取り込まれました。できることはほぼ変わっていません。一番大きな変更点はOSの標準機能として取り込まれたこと。なので、「Snipping Tool」のようにアプリとして起動しなくても、[Windows]+[Shift]+[S]キーでいつでも使えます。コピー後の修正アプリもセットで付いていますが、組み合わせて使えば「Snipping Tool」のときに使えていたタイマー機能も使えます。
“ゲーム バー”機能ではアプリのスクショ撮影&録画ができます。もともとゲーム配信用に作られた機能ですが、これを使ってアプリのスクショや録画を行うことができます。一部対応していないアプリもありますが、ほとんどのアプリで使えます。録画するアプリを起動して[Windows]+[G]キーを押すだけで起動。あとはキャプチャウィンドウの録画ボタンを押すだけで録画できます。これも標準機能。
Windowsスナップ
ラップトップで複数のアプリを起動して、作業しやすいようにレイアウトしたことはありますか?限られた画面を有効活用するなら、隙間なくアプリを配置するのがベストです。使うアプリが1つならフルスクリーンが一番簡単です。しかし、作業していないときにはフルスクリーンは不便。なのでぜひWindows スナップは覚えておいてください。
Windows スナップはアプリを全画面、左右半分、1/4に配置できるショートカット機能です。キーは簡単、[Windows]+カーソルキーです。このショートカットキーで、アプリを簡単に全画面表示にしたり戻したりする事ができます。左右なら画面半分表示です。半分表示から更に上下で1/4表示になります。
まとめるとこんな感じですね。オレンジ色が[Windows]+[↑]キーまたは[↓]キーでの操作、緑色が[Windows]+[←]キーまたは[→]キーでの操作です。複雑そうに見えますがちょっと触っていると直感的に使えるはずです。このWindows スナップとアプリ切り替え([Windows]+[Tab]キー)を組み合わせると、小さい画面での複数アプリの使用を効率化することができます。
検索(検索ボックス)
Windows 10の機能は常に更新しています。設定画面の内容も時々少しずつ変更されたり追加されたり。そしてまだ古いコントロールパネルも残っています。そんな中で、機能がある場所をすべて覚えるというのはあまり良い方法ではありません。Windows 10なら検索機能を活用しましょう。
難しいことはいりません。[Windows]キーを押してください。スタートメニューが表示されますがココは無視。そのままやりたい機能名を入力しましょう。何でも良いです。Bluetoothの接続方法なら“Bluetooth”、前回紹介したWindows クリップボードについてなら“クリップボード”くらいでいいです。Windows 10は該当するものや近いものを探してくれます。
Windows 10の新機能だけでなく、ファイルや、古いクリップボードの内容まで探してくれます。「設定」アプリに入っているWindows 10の新機能の設定項目も検索できるのです。これからはぜひ検索機能を活用してください。