残業を減らす!Officeテクニック
WordがあればPDFファイルを編集できる!? 文章や画像の流用が目的なら結構便利
2022年10月24日 06:55
PDFファイルのテキストや写真をコピーして使いたいことがありませんか? コピー&ペーストで処理することも可能ですが、余計な部分までコピーされてしまったり、同じ文字列が繰り返し貼り付けられたりすることもあります。余計な改行が含まれるのもイライラしますよね。画像の場合は右クリックからコピーできなくて困ることも……。
テキストや画像の流用が前提なら、PDFファイルをWordファイルへ変換するのが近道でしょう。今回は、PDFファイルをWordファイルへ変換するテクニックを3つ紹介します。
❶短い文章や画像の流用が目的なら直接Wordで開く
OfficeアプリからPDFファイル形式として保存した資料などを開く際に便利な方法です。とりあえずテキストを抽出したい時には重宝します。ただし、商用サイトなどから入手したPDFファイルを直接Wordで開いた場合、表示が崩れてしまうことがほとんどです。手軽なので、まずはこの方法を試してみるといいでしょう。
❷レイアウトを崩したくないならAdobeの無料サービスを利用する
先ほどの手順のように、PDFファイルをWordで開いた時、レイアウトが崩れてしまうこともあります。例えば以下のような状態です。部分的にテキストや画像をコピーするなら問題ないかも知れませんが、元のレイアウトを保ちつつ、修正する場合はイマイチです。
そんな時は、定番のPDFファイルリーダー「Acrobat Reader」を提供するAdobeの「PDFをWordに変換」のサービスを使ってみてください。PDFファイルからWordファイルへの変換が無料で可能。ログインも不要です。
❸画像とテキストで構成された図には最終手段
画像をコピーしたい時の最終手段です。Wordの「スクリーンショット」の機能を利用します。以下は元のPDFファイルと「PDFをWordに変換」の結果のWordファイルです。地図をコピーしたいのですが、どちらも一枚の画像ではなく、画像+テキストの状態となっていて意図通りにコピーできません。
機能名の通り「スクリーンショット」を撮るだけですが、Wordだけで完結できるのは便利です。画像がぼやけないように、撮影するPDFファイルは必要な部分だけ拡大表示しておくといいでしょう。