残業を減らす!Officeテクニック
画像加工はパワポにお任せ! 幅の延長・傾き調整・真円切り抜きを実現するワザ
2023年3月20日 06:55
PowerPointには画像処理の機能が豊富に用意されていますよね。色味や明るさの変更、アート効果、切り抜きなどの処理が可能です。画像加工アプリは持っていない人も多いでしょう。それだけPowerPointの機能は優秀ということです。
しかし、画像の合成や任意の角度でトリミングするなどの込み入った処理は、PowerPointでできないと諦めていませんか? 今回は、PowerPointの画像処理の幅を広げる小ワザを集めました。知っておくと、いつか役立つはずです。
写真の幅が足りない時の合成ワザ
スマートフォンで撮影した写真などをスライドに使いたい時など、幅が足りないので別の写真に変えた経験はありませんか? トリミングすることで縦横比を変更する方法もありますが、PowerPointで合成できたら便利ですよね。以下の方法を試してみてください。スライドに挿入した写真をコピーして、組み合わせ時に工夫します。
斜めの写真を水平にする
傾いている写真を回転させて水平にしたいが、斜めにしかトリミングできない。これもよくある悩みです。例えば以下のような写真。水平になるように写真を回転してトリミングしようとしても、斜め方向にはトリミングできません。
この問題は、回転させた写真を切り取って[図]として貼り付けることで解決できます。
写真を真円に切り抜く
写真を真円に切り抜きたいこともありますよね。トリミングの機能で[図形に合わせてトリミング]から[楕円]を選択すると、楕円に切り抜かれてしまいます。機能名そのままの動作ですね。この状態からトリミング位置を真円に調整するのは至難の業です。
[図形の結合]の機能を使います。「円」を描画する時は[Shift]キーを押しながら挿入すること、結合する際は、写真→図(真円)の順に選択するのがポイントです。