残業を減らす!Officeテクニック
画面のハメコミ画像を簡単にパワポで作るウラ技! 写真上のモニターに合わせ別画像を埋め込み
2023年10月10日 06:55
PowerPointで資料を作成する際、パソコンやスマートフォンのイメージ画像やイラストが必要になることがありますよね。ついでに手持ちの写真をモニター部分にはめ込みしたいと考えることもあるでしょう。
しかし、このようなイメージ画像では、モニターが真正面を向いていることはほとんどなく、変形・回転するのに苦労します。PowerPointには残念ながら写真の頂点を自由に変形する機能がありません。
写真を立体的に回転する[3-D回転]という機能はありますが、モニターの形にピッタリ合わせて変形するのは、ほぼ不可能。ですが、とっておきの裏ワザがあります。今回は、ハメコミ画像を簡単に作成するテクニックを紹介します。
図形を挿入して頂点を編集する
まずは、写真をはめ込む対象のモニターと同程度の大きさの四角形を挿入します。四角形の頂点を動かして調整するので、だいたいで構いません。なるべく正確にはめ込みたいので、表示倍率を拡大して作業するのがおすすめです。[Ctrl]+マウスホイールの回転で、すばやく表示倍率を拡大・縮小できます。
拡大鏡の設定を変更する
イメージ画像であれば上記の操作で十分でしょう。もう少しこだわりたいなら[3-D回転]の機能を組み合わせて、写真を変形させてから塗りつぶします。なるべく簡単に済ませたいので、用意された回転のパターンから、素材の角度に近いものを選択しました。
四角形の「枠」を用意して、そこに写真を流し込む方法です。写真のサイズが小さく、枠が余った状態になった場合は四角形を変形させるのではなく、[図の形式]タブの[トリミング]をクリックして、写真をトリミングできる状態にしてから写真のサイズを調整してください。