残業を減らす!Officeテクニック
パワポに複数の画像をドラッグ&ドロップで追加するのはNG! もっと効率よく挿入するワザ
2023年6月13日 06:45
イメージ画像のほか、製品画像など、PowerPointのスライドに複数の画像を挿入する機会はよくありますよね。
このようなスライドを作成する場合どうしますか? 一般的な操作ですが、画像ファイルをドラッグ&ドロップして配置するのはNGです。挿入後はスライド全面に挿入されてしまい、その後の調整作業に手間取ります。サイズ変更や目的の画像を探しているうちに、既存のテキストボックスも移動させてしまったりするでしょう。地味にイライラする作業です。
もう少しスマートに作業する方法が2つあります。[フォトアルバム]と[プレースホルダー]です。どちらも画像を効率よくコピー&ペーストするのに便利な機能です。さっそく使ってみましょう。
➊コピペ用に[フォトアルバム]を作成する
[フォトアルバム]は名前通り、“フォトアルバム”を作成するための機能ですが、画像のコピペ用に重宝します。以下の操作では新規のファイルが作成されるため、作業中のファイルで操作して構いません。
スライドあたりに配置する画像は1枚、2枚、4枚から選択できます。コピー前にある程度サイズが整えられて、画像も確認しながら貼り付けられて効率的ではありませんか?
❷[プレースホルダー]を活用する
[プレースホルダー]とは、テキストや画像を挿入するための枠のことです。新しいスライドの挿入時に「タイトルを入力」や「テキストを入力」といった枠が表示されますよね。邪魔者扱いされることもありますが、画像の挿入には重宝します。
ここでは、スライドの半分くらいのサイズにプレースホルダーの配置された[2段組]のスライドを一時的に挿入します。テーマによって[2つのコンテンツ]といった名前になっていますが、画像を固定のサイズで挿入することが目的なので、似たようなレイアウトのスライドを選択してください。
10枚以上の画像を挿入したいときは[フォトアルバム]、4,5枚程度なら[プレースホルダー]と使い分けてもいいでしょう。なお、[プレースホルダー]のサイズや位置を固定してスライドを挿入するなら、「スライドマスター」表示に切り替えてカスタマイズする方法もあります。