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蛍光ペンにこだわるあなたに贈る!パワポでオリジナルの蛍光ペンを作る方法
2025年2月25日 06:55
PowerPointでスライドを作成する時、文字列を強調したいことがありますよね。テキストボックス全体を塗りつぶしてしまうと強調し過ぎと感じて、「蛍光ペン」を利用することが多いのではないでしょうか。ただ、標準の蛍光ペンにはバリエーションが少なく、色を変える程度の差別化しかできません。
また、[描画ツール]で手書きしてもいいのですが、うまく描けないことや、描画後に図形として独立するため扱いにくい弱点もあります。
今回は、ひと工夫で差別化できる蛍光ペン風の装飾テクニックを2つ紹介します。テキストボックス全体に設定するので、文字が増減しても大丈夫です。
塗りつぶしと図形のオプションを利用する
まずはテキストボックスの塗りつぶしをひと工夫するテクニックです。[図形の書式設定]を表示して[効果]の[3-D回転]を利用します。[テキストを立体表示しない]にチェックを付けておくことがポイントです。
図形で塗りつぶす
“塗りつぶし”に図形を使ってみましょう。ここでは、下二重線のようなあしらいにしたいので、図形の[次の値と等しい](イコールの記号)を使います。任意の場所に[次の値と等しい]を挿入して、好みの色を設定します。罫線は“なし”にしておいたほうが、テキストボックスを塗りつぶした時にきれいに仕上がります。
なお、この図形をテキストボックスの塗りつぶしに利用するので、色や図形を変更したい場合は、以下の手順でコピーする前に操作してください。
図形で塗りつぶす方法は応用が効きます。例えば[波線]や[小波]といった図形を使うと、手描き風に装飾することも可能です。