残業を減らす!Officeテクニック
OneNoteのテキスト編集を効率化! 増殖したテキストボックスの結合など便利な技を伝授
2025年2月17日 06:55
資料作成のための調べものや打ち合わせのメモなど、さまざまな情報を1箇所に集約するなら、Microsoftの「OneNote」がおすすめです。スマートフォンやタブレットとも同期できますし、Copilotの活用も可能です。
クリックした箇所にすばやくテキストを入力できる反面、テキストボックス(コンテナ)が散らかってしまうことも多々あります。また、行頭に「・」を入力して箇条書きにする、チェックボックスを挿入する、テキストの一部を強調するなど、地味に手間がかかる作業はショートカットが便利です。今回は、意外と知らないOneNoteの小ワザを紹介します。
複数のテキストボックスを結合する
本来は続けて入力したかったのに、テキストボックス(コンテナ)が分割されてしまうことがあります。結合するために、一方のテキストを選択してからコピペする必要はありません。[Shift]キーを押しながらドラッグしましょう。
箇条書きに変換する
行頭に「・」を入力して、メモを箇条書き風に整えることがありますよね? 本来の箇条書きの機能を有効利用するためにも、ショートカットキーで変換しておくといいでしょう。[Ctrl]+[.]キーを押します。
チェックボックスを挿入する
チェックボックスの設定もショートカットキーがあります。[Ctrl]+[1]キーを押すだけで、行頭にチェックボックスを挿入可能です。
マーカーで強調する
テキストの強調に使えるショートカットは、標準で3つ用意されています。一般的な蛍光ペン(マーカー)で塗りたい時は[Ctrl]+[Shift]+[H]キーです。[ホーム]タブにある[蛍光ペンの色]で指定している色で強調されます。
あとの2つは[Ctrl]+[4]と[Ctrl]+[5]キーです。[ノートシール]と呼ばれる機能として、強調できるように黄色と緑色が割り当てられています。[ノートシール]を利用した箇所にすばやくジャンプできるようになります。
例えば、単純に強調したい箇所には[蛍光ペンの色]としてピンク色を指定しておき、[Ctrl]+[Shift]+[H]キーで塗る。後で検索する可能性がある箇所には[Ctrl]+[4]と[5]キーで強調するという使い分けも便利ですね。