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PowerPointのSmartArtにないタイプの「ベン図」を自作するテク
2024年4月22日 06:55
PowerPointで説明資料を作成する時、ある集合の共通点や相違点を視覚的に“円”で表したいことがありますよね。以下のようなイメージを見たことがあるのではないでしょうか。「ベン図」と呼ばれる図形です。
この例では、青色の円が「A」、オレンジの円が「B」の集合を表しており、重なっている凸レンズ状の集合が「AかつB」となります。
ベン図は“SmartArt”の機能を使って簡単に挿入できますが、説明の内容によっては「AだがBではない」「AかつB」「BだがAではない」といった集合だけを強調したいことがあります。
このように集合の一部を強調するベン図は、SmartArtの機能だけでは対応できません。[図形の結合]の[切り出し]の機能を使いましょう。今回は、図形の円をコピペして結合する方法と、SmartArtを図形に変換してから処理する方法の2つを紹介します。
SmartArtを図形に変換して結合する
SmartArtで挿入したベン図を通常の“図形”に変換すれば、[図形の結合]の機能を利用できるようになります。SmartArtのベン図は、円の大きさや位置が自動的に調整されるため、図形への変換を前提としたベースには便利です。
後は、先ほどと同じように[図形の結合]-[切り出し]を使って、各集合を塗り分ければ上手くいきます。