週刊VRウォッチ

ARに注力するアップル、機能強化、新フォーマット、AR体験のシェアなど発表

 先週はアップルの開発者カンファレンスWWDC(Worldwide Developers Conference)が開催され、多くの新発表が行われました。デバイスの発表こそありませんでしたが、iOS12へのアップデート等が明らかにされました。

 このカンファレンスでは、iOSに搭載されているAR機能「ARKit」のアップデートが発表されています。ピクサーやAdobe、Autodeskらの参加するAR向けの新フォーマット「USDZ」、オフィシャルなARメジャーアプリ、AR体験のシェアなどが強調されています。

 VR内で他プレイヤーとコミュニケーションが取れる「VRChat」や、Oculus Goで友人や見知らぬ人とも講演視聴やスポーツ観戦ができる「Oculus Venues」など、ソーシャルVRの潮流が生まれつつある中、アップルが注力しているARでも「シェアする」ことに軸足が置かれ始めているのは興味深いものがあります。今後の動向にも注目です。

  • 100ドル謳う高性能ARデバイスNorth Starの設計図公開
  • Oculusの開発者会議OC5、9月26日から2日間の開催
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Think ITの『週刊VRウォッチ』2018年6月11日版で続きを読む