いまさら聞けないWindows 10のTips

第73回

スリープ復帰のたびにパスワード入力は面倒! スグに使えるようにするには

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

“PCがスリープから復帰したとき”にサインインを求めないように設定する

 少し席を外してデスクに戻ってきたときなど、PCがスリープから復帰する度にパスワード入力が求められることを面倒に感じることがあるかもしれません。

 セキュリティを考えれば、離席中に勝手にデスクトップを見られないようにするために、パスワードの再入力は必須と言えますが、自宅で作業しているときなどは、何度もパスワードを入力させられるのが面倒に感じることがあります。

 そんなときは、サインインオプションの設定を変更しておくといいでしょう。標準ではしばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるまでの時間が[PCがスリープから復帰したとき]になっていますが、これを[表示しない]に変更しておくことで、スリープ復帰時も直接デスクトップが表示されるようになります。

「設定」の[アカウント]で[サインイン オプション]をクリック。しばらく操作しなかった後にサインインを求めるタイミングを[PCがスリープから復帰したとき]から[表示しない]に変更する