いまさら聞けないWindows 10のTips

第101回

隠しファイル表示のオン/オフ、新しいフォルダーの作成などのファイル操作がワンクリックで可能に

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

エクスプローラーのクイックアクセスツールバーをカスタマイズするには

 エクスプローラーの左上に配置されているクイックアクセスツールバー(小さいアイコン)って、意外に便利だと思いませんか?

 標準では、[プロパティ]と[新しいフォルダー]が登録されていますが、常に表示されていてワンクリックで操作できるので、このアイコンの存在を知ってからは、もっぱら新しいフォルダーの作成はエクスプローラーのツールバー左側、つまりはクイックアクセスツールバーを使うようになりました。

 実は、このクイックアクセスツールーバー、エクスプローラーのリボンに登録されている機能なら、どれでも登録できるようになっています。

 たとえば、[移動先]や[コピー]、[削除]、[隠しファイル]など、よく使うリボンの機能を登録しておけば、リボンを非表示にしたまま、クイックアクセスツールバーからほとんどのフォルダー作業ができるようになります。

 ただし、あまり多く並べると、わかりにくいうえ操作ミスもしやすいので、どの機能を登録するかは悩みどころです。よく使う機能を厳選して登録するといいでしょう。

[隠しファイル]などリボンに登録されている機能を右クリックして、[クイックアクセスツールバーに追加]を選択。その機能がエクスプローラーのツールバー左側に常に表示されるようになる