やじうまの杜
無効化したWi-Fiをあとで勝手に有効化してくれるWindows 10の機能がちょっと便利
Wi-Fiを再度有効化するまでの時間を1時間後・4時間後・1日以内の3つから選択できる
2017年8月23日 06:00
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こういう仕事をしているにもかかわらず大変恥ずかしいことなのですが、Windows 10を使っていると、ときどき『こんな機能あったんだ!』と驚くことがあります。最近では、Wi-Fiをスヌーズ(居眠り。停止してしばらくして再度有効化すること)する機能がそれでした。
この機能に気付かなかったのは、おそらくWi-Fiを無効化しないと現れないからでしょう。試してみたい場合は、まずタスクトレイのネットワークワイコンをクリックします。するとフライアウトが現れるので、左下にある[Wi-Fi]ボタンを押してWi-Fiを無効化します。すると“Wi-Fiをもう一度オンにする”というプルダウンメニューが現れ、Wi-Fiを再度有効化するまでの時間を1時間後・4時間後・1日以内の3つから選択できるようになります。
また、同様の設定は「設定」アプリの[ネットワークとインターネット]-[Wi-Fi]セクションで行うこともできます。
筆者はLTEを搭載した“Surface 3”を愛用しているのですが、Wi-Fiが“詰まって”しまった時などに、ときどきWi-Fiを無効化してLTE回線を利用することがあります。しかし、それをそのままにしておくと、「OneDrive」のファイル同期などでデータSIMの利用枠を一気に使い切ってしまう……なんてことにもなりかねません(実際、一度やらかしました……まだ月末まで日が残っているのに!)。
本機能はそういった悲劇を未然に防いでくれます。活躍するシーンはあまりないかもしれませんが、なかなか便利な機能ではないでしょうか。今後LTE/3Gに対応したタブレットやラップトップは増えていくと思われますが、覚えておくと役に立つことがあるかもしれません。
なお、本機能は「Windows 10 Creators Update」以降で利用できます(「Windows 10 Insider Preview」Build 14942で搭載されたらしいのですが、覚えてない……)。これ以外にも便利な機能がいっぱい追加されているので、まだ適用していない人はぜひアップデートしてみてください。