やじうまの杜

「Microsoft Edge」に「Visual Studio Code」みたいなコマンドパレットが試験導入中

[Ctrl]+[Shift]+[Space]キーでパパっと目的のコマンドにアクセスできて便利

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「Visual Studio Code」ユーザーにはすっかりお馴染みの「コマンド パレット」

 「Visual Studio Code」ユーザーにはすっかりお馴染みの「コマンド パレット」。そう、[Ctrl]+[Shift]+[P]キーや[F1]キーでアクセスできるアレのことですが、膨大なコマンドから目当てのものをサクッと探し出せて便利ですよね。Microsoftは「Visual Studio Code」で味をしめたのか、これを「Microsoft Edge」へ搭載することを目論んでいるようです。

 この機能は現在、試験的機能という扱いになっており、初期状態では無効化されています。利用するにはまず試験フラグ(edge://flags/#edge-devtools-command-palette)をONにして、「Edge」を再起動しましょう。このフラグはDev版「Edge 105」以降で利用できるようです。

試験フラグ(edge://flags/#edge-devtools-command-palette)をONにして、「Edge」を再起動

 フラグをONにしたら、[Ctrl]+[Shift]+[Space]キーを押しましょう。すると、アドレスバーの下にコマンド入力欄が現れるはずです。

[Ctrl]+[Shift]+[Space]キーでコマンドパレットを起動。このショートカットも他のアプリとなるべく共通化してほしいなぁ

 「tab」や「window」と入力してみろと書かれているので、素直にそれに従ってみますが、「tab」のときはともかく、「window」のときはなんのコマンドも現れません。どうやら日本語環境では「タブ」、「ウィンドウ」などと日本語でコマンドを入力しないとダメなようです。ここれは英語で入力できるようにするか、どちらでも受け入れてくれるかしてほしいところですね。

コマンドは日本語で!

 そのほかにも、冒頭に「?」を入力するとヘルプ、「>」を入力すると開発者向けのコマンドが表示されるようです。なかなか便利そうなので、興味のある方は試してみてくださいね。

冒頭に「?」を入力するとヘルプ
「>」を入力すると開発者向けのコマンドが表示