やじうまの杜

次期「Microsoft Edge」に気になる変更……検索エンジンが「Bing」から変えられない【18:00編集部追記】

最新Canaryチャネルで設定画面に検索エンジンの変更UIが復活

 「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

「Edge Beta 104」の設定画面(edge://settings/search)

 プレビュー版「Microsoft Edge」に気になる変更が加えられているそうです。なんと、検索エンジンを変更する設定が削除されているのだとか。

 編集部で確認してみたところ――「Edge Beta 104」(v104.0.1293.44 )には設定画面の[プライバシー、検索、サービス]タブの末尾に[サービス]、[アドレス バーと検索]というセクション(edge://settings/search)があり、検索エンジンを変更できるのですが……

「Edge Beta 104」の[プライバシー、検索、サービス]設定画面(edge://settings/privacy)。末尾に[アドレス バーと検索]というセクションがある

 「Edge Dev 105」(v105.0.1336.2)からはまるっと削除されていました。アドレスバーに直接「edge://settings/search」と入力すればアクセスできるのですが、設定画面の検索ボックスに「検索エンジン」と入力してもなにもマッチしないのは気になります。

「Edge Dev 105」にはない
アドレスバーに直接「edge://settings/search」と入力すればアクセスできるが……
設定画面の検索ボックスに「検索エンジン」と入力してもなにもマッチしない

 なにかの手違いだと思いたいのですが、「Edge」に関しては「押しつけ」を警戒するユーザーは少なくありません。「Bing」の押し付けともとれる変更は、ちょっと迂闊に思えます。

 「Edge」は縦型タブやコレクションといった「Google Chrome」にはない便利機能が少なくなく、最近は「Edge」を積極的に選ぶユーザーも増えてきたように感じます。そうした動きに水を差すようなことにならなければよいのですが……。今後の動きを注視しましょう。

[2022年8月9日18:00編集部追記] 本日公開されたCanary版「Microsoft Edge」v105.0.1343.0では、設定画面の[プライバシー、検索、サービス]タブに[アドレス バーと検索]セクションが復活し、検索エンジンの変更が可能になっていることを、編集部にて確認した。意図的に行った変更ではなかった模様だ。