やじうまの杜

「MicrosoftSettings.exe」という謎アプリがMicrosoftのダウンロードサイトで見つかる

皆さんは試さなくていいです

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ダウンロードした「MicrosoftSettings.exe」。サイズは22.1MBある

 「X」(Twitter)のとあるユーザーによると、Microsoftのダウンロードサイト(download.microsoft.com)で「MicrosoftSettings.exe」というファイルがホストされているのだそう。

 皆さんはこんなのを試す必要はありません。代わりに編集部で試してみました。

「Microsoft Recommended Search Settings」のセットアップ画面
断ろうとすると「まだ変更していませんよ、見逃さないで!」と引き止められる。それでも[No, thanks]は選べる

 このアプリはどうやら「WinUI」のシェルに「WebView2」を組み合わせたシンプルな設計になっているようで、[Change my settings]を選ぶと、検索エンジンなどを「Bing」へ変更する拡張機能を「Google Chrome」などにインストールします。

 そのまま「Bing」を使っていると、「Microsoft Rewards」というポイントプログラムにポイントがたまっていき、「Amazon」のギフト券などと交換できてお得というわけです。

 ただ、こうした外部アプリがインストールする拡張機能は「Google Chrome」側で検出・ブロックしてくれます。画面右上に「対応が必要」というメッセージが出たら、クリックして、メニューの一番上にある[新しい拡張機能が追加されました(Microsoft Bing ホームページ 検索エンジン)]を選択しましょう。ポップアップが現れるので、ここで[Chrome から削除]ボタンを押せば、有効化される前に消すことができます。

 ちなみに、この拡張機能が求めている権限は「すべてのウェブサイト上にある自分の全データの読み取りと変更」「通知を表示」、そしてホームページ・検索設定・スタートページの「bing.com」への変更。なかなかの大盤振る舞いです。

外部アプリがインストールする拡張機能は「Google Chrome」側で検出・ブロックしてくれる
「対応が必要」というメッセージを見かけたら、慎重に対応しよう。[Chrome から削除]ボタンを押せば、有効化される前に消すことができる

 この手順は「ブラウザーの設定を変えてやろう」と企む他のアプリにも有効なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 MicrosoftはOSをシンプルにする取り組みを行っており、実際にさまざまなところが簡素化され、ユーザーの意思を尊重した設定が行えるようになってきていますが、社内にはまだあの手この手で「Bing」のシェアを増やしたいという勢力がいるようです。新しい「フィードバック Hub」アプリには、機能の提案や問題の報告を行う以外にも、「称賛する」という選択肢があります。積極的によいところは褒めるようにすれば、こういう勢力を少しは抑えることができる……のかも。

新しい「フィードバック Hub」アプリ。積極的によいところは褒めるようにすれば、もしかしたら……?