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7件の脆弱性を修正した「Apache HTTP Web Server」v2.4.33が公開 ~JVNが更新を勧告
内容はサービス運用妨害(DoS)が4件、認証回避が2件、情報改竄が1件
2018年3月28日 14:10
脆弱性ポータルサイト“JVN”は27日、Webサーバーソフト「Apache HTTP Web Server」のアップデートを促す脆弱性レポート(JVNVU#95818180)を公開した。23日付けでリリースされた「Apache HTTP Web Server」v2.4.33では、v2.4系統で発見された複数の脆弱性が修正されているという。
“JVN”のレポートによると、「Apache HTTP Web Server」v2.4.33で修正された脆弱性はCVE番号ベースで7件。v2.4.33より前のバージョンに影響する。内容はサービス運用妨害(DoS)が4件、認証回避が2件、情報改竄が1件。「Apache HTTP Web Server」を運用しているサーバー管理者は、最新版へアップデートすることが推奨されている。
なお、旧バージョンのv2.2系はすでにサポートが終了しており、セキュリティパッチは提供されない。利用している場合は直ちにv2.4系統へアップデートする必要がある。