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Twitter、“User Streams API”などの廃止を延期
新しい“Account Activity API”への移行が必要
2018年4月9日 11:42
米Twitterは6日(現地時間)、“Site Streams API”および“User Streams API”の廃止を延期すると発表した。同社は昨年12月、両APIを6月19日に廃止するとアナウンスしていたが、少しの間だけ延命されることになりそうだ。
“Streams API”は、次から次へと“Twitter”に投稿されるツイートの“流れ”を取得できるAPI。タイムラインをリアルタイムで更新する手段として多くの“Twitter”クライアントアプリで利用されていたが、新しい“Account Activity API”の登場に伴い廃止されることが決定していた。“Account Activity API”では各種イベントをリアルタイムで取得できるものの、タイムラインを取得する手段は用意されない。そのため、既存の“Twitter”クライアントアプリの多くは存続の岐路に立たされている。
同社は新しい廃止日を発表していないが、代替となる“Account Activity API”の一般公開のあとになりそうだ。廃止する場合は少なくとも90日前にアナウンスして、移行のために十分な猶予期間を設けるとしている。
Last year we announced our plan to retire Site Streams & User Streams, and replace them with the Account Activity API (currently in beta). We are delaying the scheduled June 19th deprecation date.
— Twitter Dev (@TwitterDev)2018年4月6日