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OneDrive/SharePointで先行導入の新共有UIがiOS/Android版「OneDrive」でも利用可能に
Mac用「OneDrive」は「Office 2016 for Mac」の“Click-to-Run”インストーラーの一部に
2018年4月26日 06:05
米Microsoftは24日(現地時間)、“OneDrive”と“SharePoint”で先行導入されている新しい共有インターフェイスがiOS/Android版「OneDrive」アプリでも利用できるようになったことを発表した。WindowsやWebとユーザーインターフェイスが共通化され、より使いやすくなった。
また、Mac用の「OneDrive」クライアントが「Office 2016 for Mac」の“Click-to-Run”インストーラーに同梱されることも明らかにされた。わざわざ“Mac App Store”から「OneDrive」をインストールしなくても、「Office 2016 for Mac」をセットアップすれば「OneDrive」も一緒にインストールされるようになる。すでに“Mac App Store”から「OneDrive」をインストールしている場合、「OneDrive」の設定は自動で移行される。
同社によると、Mac向け「OneDrive」が「Office」に含まれることにはいくつかのメリットがあるという。
まず、「Office」から「OneDrive」のファイルを開く際、ローカルと同期済みであればクラウドからダウンロードする必要がなくなる。
また、ファイルに変更が加えられている場合、「Office 2016 for Mac」ユーザーであればファイル全体ではなく、変更箇所だけをダウンロードするだけで済む。状況によっては、ファイルをよりすばやく開けるようになるわけだ。
さらに、前述のマルチプラットフォーム共通のインターフェイスでファイルを共有できるようになるのも魅力といえるだろう。