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無償コードエディター「Atom」の最新版v1.27、「GitHub」連携機能が大幅に改善

共同編集者、アンドゥ、プルリクエストの作成、ステータスバーからのプル・プッシュに対応

「Atom」v1.27.0

 米GitHubは15日(現地時間)、テキストエディター「Atom」の最新版v1.27.0を正式公開した。「Electron」ベースのクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトからWindows/Mac/Linux向けが無償でダウンロードできる。

 今回のアップデートは、「GitHub」パッケージの改善がメイン。任意のコミットに複数の共同編集者(co-authors)を設定できるようになったほか、修正を元に戻す(アンドゥ)機能、“github.com”でプルリクエストを作成する機能、ステータスバーから直接プル・プッシュする機能などが新たにサポートされた。「GitHub Desktop」を別途用意しなくても、GUIで多くの作業が行えるようになっている。

「GitHub」の共同編集者、アンドゥ、プルリクエストの作成、ステータスバーからのプル・プッシュに対応

 なお、次期バージョンのベータ版「Atom 1.28」のリリースも同日付けでアナウンスされている。「Atom 1.28」では、プロジェクト内検索の結果画面が改善。キーワードにマッチする部分だけでなく、その周辺も表示されるようになり、そのキーワードが使われている文脈をより簡単に把握できるようになる。そのほかにも「Electron」v2.0.0へのアップグレードなどが計画されているという。

ソフトウェア情報

「Atom」安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows/Mac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.27.0(18/05/15)