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Twitterのフォロワー数が減っても慌てないで! ~不審アカウントはカウントされないように

多くのユーザーの場合、影響は平均4アカウント程度

Twitterの日本公式ブログ

 米Twitterは7月11日(現地時間)、“Twitter”のフォロワー数に対する信頼性を高めるための取り組みを発表した。スパム活動が疑われるボットアカウントをカウントから排除して、フォロワー数の水増しを防ぐ。

 同社は以前より、通常と異なる活動を行う兆候のあるアカウントを早期に検出・ロックして、所有者に対して現在もアカウントを管理しているかどうかを確認し、確認が取れるまでログインが行えないようにしている。本日からはそれに加え、ロックされたアカウントがプロフィールに表示されなくなる。

 この措置により、アカウントのフォロワー数が減少して見える可能性があるが、多くのユーザーの場合、その数は平均4アカウント程度にとどまるという。一部のユーザーはそれ以上にフォロワー数が減ったように見えることがあるが、それはスパムアカウントによって水増しされたものであり、フォロワー数の正確性・透明性は向上しているといえるだろう。

 同社は今後も問題のある活動を行うアカウントを早期に検出・排除に取り組む方針で、その結果次第ではフォロワーの数が大きく減ることがあるかもしれない。しかし、それは嫌われてフォローを解除されたわけではないため、落ち込む必要はない。

 今回の変更をフォロワー数にのみ反映させ、そのほかの数値に変更を加えなかったのは、フォロワー数が“Twitter”で一番目立つからだという。ロックされたアカウントは新規にツイート、いいね、リツイートをすることはできないため、ロック中は水増しを行うことができない。また、同社が公表しているアクティブユーザー数にも、ロックされたアカウントは含まれていないという。