「Firefox」が検索機能の改善を計画 ～検索エンジンをホーム画面で選択可能に

“@（キーワード）”と入力することで検索エンジンを一時的に切り替えられる“検索ショートカット”

　Mozillaは10月17日（米国時間）、「Firefox」の検索機能を強化する計画を明らかにした。新規タブの“トップサイト”欄に好みの検索ショートカットを登録する機能が、米国を対象にテスト公開された。

　「Firefox」のアドレスバー（Awsome Bar）には、既定の検索エンジン（初期設定では“Google”）以外の検索エンジンを呼び出す“検索ショートカット”という機能が備わっている。オプション画面の［検索］－［ワンクリック検索エンジン］セクションで検索エンジンへあらかじめキーワードを割り当てておくと、アドレスバーに“@（キーワード）”と入力することで検索エンジンを一時的に切り替えられる（「Google Chrome」にも似た機能が搭載されている）。

オプション画面の［検索］－［ワンクリック検索エンジン］セクション

　しかし、毎度“@（キーワード）”と入力するのさえ億劫に感じるユーザーは少なくないだろう。そこで、最近の「Firefox」では新規タブ（Firefox ホーム）の“トップサイト”欄に“Google”と“Amazon”の検索ショートカットがあらかじめ登録されており、クリックするだけでアドレスバーに“@google”“@amazon”が補完されるようになっている（米国のユーザーから順次適用）。

　現在のところ、新しい検索ショートカットを“Firefox ホーム”に追加することはできないが、将来的にはユーザーの手で追加できるようにすることが検討されている。

新しい検索ショートカットを“Firefox ホーム”に追加