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「Windows 10 19H1」では日本語入力システムの改善も

変換ウィンドウのデザインをアップデート。オプションは「設定」アプリに集約

予測変換にインデックス番号が付与されるように

 「Windows 10 Insider Preview」(19H1)では日本語入力システム「Microsoft IME」にもいくつかの新機能や改善が加えられている。米Microsoftは11月7日(現地時間)、Build 18277のリリースアナウンスでBuild 18242Build 18267などで導入された日本語入力システムのアップデートの詳細を明らかにしている。

 同社は日本語入力システムのセキュリティと安定性の向上を図り、「Microsoft IME」の再設計を行っているが、同時にユーザーインターフェイスのアップデートも実施している。たとえば、新しい「Microsoft IME」は予測変換の際も通常の変換のときと同様、候補にインデックス番号が付与されるようになるという(編集部では未確認)。

 また、「Microsoft IME」の設定はすべて「設定」アプリに統合される。「設定」アプリのホーム画面から「Microsoft IME」の設定へアクセスするには、[時刻と言語]-[言語]セクションから“日本語”のオプションを開き、さらに“キーボード”セクションにある“Microsoft IME”のオプションを開く。画面の階層が深いので、タスクトレイのIMEアイコン(“A”や“あ”のアイコン)を右クリックして[設定]メニューを選択するのが手っ取り早く、おすすめだ。

「設定」アプリに統合された「Microsoft IME」のオプション。タスクトレイからアクセスするのが簡単だ

 この設定画面には、従来からある[Microsoft IME の詳細設定]ダイアログのオプションのほとんどが移植されているようだ。いずれ古いダイアログは廃止され、「設定」アプリに統一されるのではないだろうか。