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アドビ、可愛く妖しい無料フォント「貂明朝」のv2を公開 ~干支のカラー絵文字を追加

既存の絵文字もカラー化

「貂明朝」v2.003

 アドビは11月19日、かわいらしさと妖しさを兼ね備えた無料フォントの最新版v2.003を公開した。現在、フォントライブラリサービス“Adobe Fonts”から利用できる。なお、利用には無償の“Adobe ID”が必要。ローカルのアプリでフォントを利用する場合には“Adobe Fonts”で「貂明朝」を“アクティブ”にしておけば、「Adobe Creative Cloud」アプリを介してフォントがインストールされる仕組み。

 v2.003では、「貂明朝」のデザイナーである西塚涼子氏がデザインしたカラー絵文字が18個追加された。18個の中にはかわいらしい十二支や猫のイラストが含まれている。十二支と猫のイラストの文字コードは以下の通り。

  • 子:U+1F400(🐀)
  • 丑:U+1F402(🐂)
  • 寅:U+1F405(🐅)
  • 卯:U+1F407(🐇)
  • 辰:U+1F409(🐉)
  • 巳:U+1F40D(🐍)
  • 午:U+1F40E(🐎)
  • 未:U+1F411(🐑)
  • 申:U+1F412(🐒)
  • 酉:U+1F413(🐓)
  • 戌:U+1F415(🐕)
  • 亥:U+1F417(🐗)
  • 猫:U+1F408(🐈)

 また、既存の絵文字もカラー化されているという。もちろんモノクロの絵文字も収録されている。なお、すでに旧バージョンの「貂明朝」を利用している場合は、“Adobe Fonts”上でアクティベートしなおすことで最新版を利用できるとのこと。

ソフトウェア情報

「貂明朝」
【著作権者】
Adobe
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.003(18/11/19)