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11月の更新プログラムの影響で「Outlook」に問題 ~ルールの編集やインポートが不能に
マイクロソフトが原因を調査中
2018年12月3日 11:00
日本マイクロソフト(株)は11月30日、2018年11月にリリースされたセキュリティ更新プログラムを適用した32bit版「Outlook 2010」「Outlook 2013」「Outlook 2016」で、ルールの編集やインポートが行えない問題が発生していることを明らかにした。同社は現在、原因を調査中だ。
問題のある環境でルールの編集画面を開くと、「Outlook」の再起動や再インストールを促す警告ダイアログが表示されることがあるが、それに従っても問題を解消することはできない。同社によるとセキュリティ更新プログラムのアンインストールで問題を回避することは可能だが、セキュリティレベルが低下するためあまりお勧めできる対策ではない。修正プログラムが提供されるまでは、ルールの編集やインポートを諦めるほかないだろう。
そのほかにも11月の更新プログラムと「Outlook」の組み合わせでは、64bit版「Outlook 2010」が起動不能になる不具合が報告されていたが、その問題はすでに修正されている。