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「ゲーム バー」のスクショ・ビデオが“Twitter”へ投稿可能に ~「Windows 10 19H1」

「切り取り領域とスケッチ」のウィンドウキャプチャー機能も全Insiderへ開放

「Windows 10 Insider Preview」Build 18298の「フィードバック Hub」

 米Microsoftは12月10日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18298(19H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。同梱アプリのアップデートも案内されている。

「フィードバック Hub」

 Windows 10に関する不具合報告や要望をMicrosoftへ伝えるためのアプリ「フィードバック Hub」はv1811(1.1811.3242.0)へアップデートされ、新しいフィードバックが自動で下書きとして保存されるようになった。万が一フィードバックの作成中に「フィードバック Hub」アプリがクラッシュしても、再度アプリを起動すれば、作成中のフィードバックを復元できる。

万が一フィードバックの作成中に「フィードバック Hub」アプリがクラッシュしても、再度アプリを起動すれば、作成中のフィードバックを復元できる

 また、ナビゲーションペインが独自実装からコモンコントロールに置き換えられた。セクションを切り替える際に遷移アニメーションが表示されるようになる。スクリーンショットとステップキャプチャー画像をアプリ内で簡単にレビューできるようになったほか、設定画面でアプリのアップデートを確認したり、起動時にアップデートがないかチェックできるようになったのも本バージョンにおける変更点だ。

「切り取り領域とスケッチ」(Snip & Sketch)

 スクリーンショットを撮影・加工するツール「切り取り領域とスケッチ」アプリはv10.1811.3371.0が“Windows Insider Program”の“Fast”リングにリリースされ、不具合の修正と信頼性の向上が図られた。

ウィンドウを選択してキャプチャーする機能がすべてのユーザーに解放

 また、ウィンドウを選択してキャプチャーする機能がすべてのユーザーに解放された(これまでは“Windows Insider Program”参加者の半数にだけ展開されていた)。キャプチャーモードの選択時に[ウィンドウの領域切り取り]を選択すると、マウスカーソル下のウィンドウがハイライトされるようになる。クリックすれば、そのウィンドウの領域のみをキャプチャーすることが可能だ。

「ゲーム バー」

最近「ゲーム バー」アプリで撮影したスクリーンショットやビデオを一覧

 [Windows]+[G]キーで呼び出せる「ゲーム バー」アプリには、ギャラリー機能が追加された。最近「ゲーム バー」アプリで撮影したスクリーンショットやビデオを一覧することが可能で、“Twitter”への投稿機能も備える。

 この機能は“Windows Insider Program”参加者だけでなく、製品版のWindows 10ユーザーも体験することが可能だ(おそらく「Windows 10 October 2018 Update」以降が必要)。