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「Snip & Sketch」でウィンドウの撮影が可能に ~「Windows 10 19H1」Build 18282

“Windows Insider Program”参加者の50%へ先行展開

「Snip & Sketch」に選択したウィンドウをキャプチャーするモードが追加

 米Microsoftは11月14日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18282(19H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。OS標準のスクリーンショットツール「Snip & Sketch」(日本語名:切り取りとスケッチ)にウィンドウをキャプチャーするモードが追加されている。

 「Snip & Sketch」は「Windows 10 October 2018 Update」で導入された新しいスクリーンショットツール。[Windows]+[Shift]+[S]キーや“アクション センター”、ペンのボタンクリックなどから手軽に呼び出し、キャプチャーモードの選択からスクリーンショットの編集までをシームレスに行える(参考記事)。従来からある「Snipping Tool」よりもモダンで使いやすいが、その一方で、タイマー撮影機能や特定のウィンドウだけをキャプチャーする機能を欠いている点が指摘されていた(タイマー撮影機能はその後のアップデートで追加)。

 ウィンドウのキャプチャー機能は現在、“Windows Insider Program”参加者の50%へ先行展開されている。機能が有効化された環境では、キャプチャーモードの選択時にウィンドウモードが選べるようになっているはずだ。選択したキャプチャーモードは記憶され、次回の撮影時はそれが初期設定のモードとなる。

 また、前回案内された改善が「Windows 10 October 2018 Update」にも展開されているとのこと。ただし、枠線を追加を利用できるのは「Windows 10 19H1」環境のみとなる。