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ネットワークステータス画面を刷新した「Windows 10 20H1」Build 18956がリリース
通知機能の改善もすべてのユーザーへ開放
2019年8月8日 10:30
米Microsoftは8月7日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18956(20H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。「Windows 10 20H1」は、「Windows 10 19H2」の次にリリースされる機能アップデート。来年の春に正式公開される予定だ。
Build 18956では、「設定」アプリのネットワークステータス画面が刷新。[ネットワークとインターネット]の[状態]セクションに[データ使用状況]セクションが統合され、[状態]セクションだけで接続可能なネットワークインターフェイスの一覧、プロパティ、データ使用状況へアクセスできるようになった。
従来と機能上の違いはないが、各ネットワークインターフェイスの[Data Usage]ボタンからアプリごとのデータ使用状況を閲覧できるようになるなど、機能が整理され、より使いやすくなっている。データ通信量に上限を設けるのも、この画面から統一的に行える。
また、Build 18932で導入された通知機能の改善が、すべてのユーザーへ開放された。トースト通知のギアアイコンから通知設定を変更する機能や、“アクション センター”最上部に設けられた設定リンクなどが利用可能となる。
そのほかにも、繁体字中国語IMEが改善。米国でテスト中の新しい「Cortana」が、より多くのテスターにロールアウトされた。また、「電卓」アプリのコンパクトモードも案内されている。